手相で幸せ探し

「事務職なんて誰にでもできる」は大きな誤解

男性や、理系女子に多い誤解が、「事務職なんて誰にでもできる」。
実は筆者も、そう思っていた時期がありました。

 

お茶を出したり、伝票処理したり、周りの男性に愛想をふりまいたり。
そんなの、何の資格も知識も要らないし誰にでもできる簡単な仕事じゃん!
給料安くてもあたりまえじゃん!…と。

 

しかし、職場の組織変更で女性がただ一人の部署に配属され、
思いがけず事務や秘書の仕事まで任される羽目になったことがあり、
事務職の難しさを身にしみて感じることになったのです(泣)。

 

確かに、特別な資格や知識が無くても事務職は務まります。
しかし、それ以上に難しいのは、
幾つもの仕事を器用にさばいていかなければならない要領の良さ。
AさんからもBさんからもCさんからも、
「アレ、お願い」「これ、やっといて」と頼まれるのは事務職の常であり、
さらには上司のスケジュール管理やらお客さんの接客やら。
「今すぐにやらなければならないこと」のリストは
空くことがなく常にいっぱいいっぱいでした(泣)。

 

しかもそれを、「笑顔で」「愛想良く」やることを求められるわけですから、
事務職は大変です。
とにかく、自分のペースよりも
人のペースに合わせて仕事をしなければならないのですから…。

 

その点、図Aのように
生命線と知能線の視点が重なり合っている手相の持ち主は事務職向き!
jim

 

順応性が高く、良識も持ち合わせいるので、
周りに歩調を合わせながらも色んな仕事をソツなくこなしていけるでしょう。

 

誠実で自分の言動にも責任を持てる人なので、
上司や客先からも確実に信頼を得ていけるタイプです。

バランスのとれた思考が必要

事務職、特に、企業の「総務部」などで働く方に必要なのは、
秀でた技術力や知識よりも「バランスのとれた思考と知識」。
言うまでもありませんが、一つの企業の中には
様々な業務を担当する部署が混在しており、
それぞれ部署がその「役割」を果たすことに集中できるようにサポートするのが
総務や事務職の勤めでしょう。

 

「新入社員が入るから、新しい制服を用意してね」
「会社の携帯電話が壊れちゃったんだけど…」
「来月、海外のお客さんが工場見学に来るから、色々と手配をよろしく」

 

…事務職がどんなに忙しくても、イライラしていても、
仕事はひっきりなしに舞い込んできます(泣)。
これらを効率よく・確実にこなしていくためには、
時間を管理して仕事を組み立てていく管理能力も必要でしょうし、
他部署や他社との調整能力も必要でしょう。
当然、相手の状況を判断するイマジネーションも必要です。

 

図Bのような手相の持ち主は、そんな調整を見事にやってのけるツワモノ!
知能線が月丘の上部で終わっている手相は、
適度な論理性と想像力を持ち合わせていますので、
バランス感覚が優れているのです。

 

これが、もっと月丘の下のほうまで伸びているようだと
現実感に欠ける人になってしまいますし、逆に知能線がもっと短い場合は
あまり考えずに「カン」を頼りに行動する人になります。

 

バランスのとれた思考が求められる事務職には
“バランスがとれた手相”がピッタリというわけです。

気配り上手は職場のムードメーカー

どんなに仕事ができる優秀な人であっても、
性格がいけすかない人は部下や上司に支持されないもの。
所詮、仕事も「人間対人間」ですから、
そこに感情をはさんでしまうのは仕方がないことなのです。

 

その点、図Cのように感情線が人差し指と中指の間まで伸びて終わっている人は、
明るく気配り上手!
職場のムードメーカーとして、中心的な人物になる手相です。
「誰からも愛される手相」と言っても過言ではないかもしれません。

 

仕事に対する意欲や忍耐力を示す「土星丘」(中指の下)のパワーと、
名誉や社会的地位を表す「木星丘」(人差し指の下)のパワーを
バランスよく享受できますので、
「仕事に対する責任感が強く人からの信頼も厚い」
という事務職の鏡のような手相なのです。
(もちろん、事務職に限らず他の職業でも成功できる手相ではありますが)

 

女性の場合は、「○○部の△△さんって良いよね」と、
他部署の男性陣の噂に上ることも多いのでは!?