うつ病ってどんな症状?
「オレ、もしかしたら“うつ”かも…」
「○○さん、うつ病で休んでいるんでしょ?」
…会社にいると、こんな会話を耳にする機会が多いと思います。
うつ病とは、正式には「気分障害」の一つに含まれる症状のこと。
体質や素質、特徴的な性格(生真面目、人情家、頑固など)、
状況の変化といった要因が絡まって発生すると考えられています。
「真面目な人ほどうつ病になりやすい」と言われるのもうなずける話ですよね。
また、(少々専門的にはなりますが)体内の変化としては、
脳の視床下部や辺縁系の機能に関与しているアミン代謝の異常が
うつ病の発生と深く関わっていることが明らかになりつつあるようです。
…つまり、表面化している症状の背後には、脳内物質の代謝異常があるということ。
れっきとした「病気」なわけですから、周りが
「怠けているだけだ」「やる気がないだけだ」
…などと患者を責めるのはナンセンスです。
ところで、うつ病ってどんな症状が出るかご存知でしょうか?
その病名だけはよく耳にしますが、
具体的にどんな風になるのが「うつ」と呼ばれる症状なのか
よく分からないという方も多いのでは?
以下に挙げるのは、うつ病の典型的な症状。
「私はうつになりやすい性格だ」という自覚がある方は要チェックです!
「もしかして…」と思ったら、
早めに専門医(精神科、心療内科など)を受診しましょう。
●朝、早く目が覚めるようになった
●朝、起きた時から気分が沈み込んでいる
●オシャレに関心が湧かなくなった
●仕事、プライベート、全てに対してやる気がない
●集中できない
●できれば人に会いたくない
●不安感から、イライラしたり焦ったりする
●いっそこの世から消えてしまいたい
●何をしていてもつまらない
●性欲や食欲がない
●頭が重い または痛い すっきりしない
●わけもなく悲しくなって涙ぐんでしまうことがある
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「ここカラダ」
こんな手相の方はご注意を!
手相には、その人の体質や性格が如実に表れていると言われています。
もちろん、うつ病になりやすいかどうかも…。
手相に次のようなサインが表れている人は、
うつ病をはじめメンタル面を患う可能性が高いタイプ。
「ココロの病気になりやすい」ことを自覚し、
日頃からあまりストレスをため込まないよう注意しましょう。
◆A:知能線が極端に垂れ下がっている
非常に内向的な人の特徴。
何かあると、「全部、自分が悪いんだ」「どうせ自分なんか」と、
自分を責める傾向があるようです。
日頃から、傷つきやすく、落ち込みやすいのでは?
真面目なのはあなたの長所でもありますが、
あまり思い詰めるのは自分の首を絞めるだけです。
「そんなの気にし過ぎだよ〜」
…と一蹴してくれるような楽天家な人と付き合うと良いでしょう。
◆B:月丘に何本もの横筋がある
神経過敏でイライラしやすい人に表れる相。
細かいことがいちいち気になって、気が休まらないのではないでしょうか。
ストレス性の疾患になりやすい傾向がありますので、
自分に合ったストレス解消法を見つけることが課題です。
◆C:健康線がキレギレになっている
身体も心も疲れている証拠。
会社やプライベートでの人間関係に神経を擦り減らして、
常にくよくよしている人によく表れる相です。
全てを忘れてリラックスできる場所や熱中できる趣味を見つけることをおススメします。
増えています、「新型うつ」
実は今、これまでの「うつ」とは異なるタイプの「新型うつ」が増加しているのだとか…。
(※あくまで通称であり、正式名ではありません)
特徴としては、次の4点が挙げられます。
★若い人に多い
従来のうつ病は40代や50代に多かったのに対し、
新型うつは20代後半〜30代がなりやすい。
つまり、若い世代の多いということです。
★他罰性が高い
うつ病といえば、「自分が悪い」「自分なんて…」と、
攻撃の矛先が「自分」という内側に向いているのが症状の特徴でした。
ところが、新型うつの場合は真逆なのだとか。
「○○が悪い」と他者を責める「他罰性」が非常に高いのだといいます。
★日常生活には支障がない
これが、従来のうつ病と新型うつの最大の相違点。
従来のうつ病は、自分の内側に閉じこもり、
仕事どころか食事をすることもままならないケースが多かったもの…。
自分を徹底的に追い詰めて、自殺してしまう人もいるような病気でした。
ところが最近のうつ病は、休職中であるにも関わらず
合コンに出かけたり、夏フェスや海外旅行へ出かけてはじけたり。
要するに、「会社以外では元気」なタイプが多いようなんです。
周りの人が聞いたら、
「それって仮病じゃないの!?」と怒りかねないですよね(笑)。
中には、フェイスブックやブログで「やった!診断書GET!」と投稿する輩も…
★復職しても再休職するケースが多い
これまでのうつ病は、しっかりと薬を飲んで十分な休養をとれば
治るケースが多かったようです。
しかし新型うつは、治ったと思って医師がGOサインを出しても、
復職するとまたすぐに不調を訴えて休む…というケースが多いのだとか。
医師にとっても、治ったかどうかの見極めが非常に難しいのだそうです。
このように、最近のうつ病はこれまでのいわゆる“うつ病”とは
少々事情が違っているよう。
こうした変化に合わせて、手相の鑑定方法も変えていかなければならないでしょう。
そういう意味でも、時代の流れを敏感にキャッチする“精度の高いアンテナ”を
持つことが「当たる占い師」の条件の一つと言えるのかもしれません。