浅野八郎先生の性格診断法
手相で性格を調べるという場合、なんといっても注目したいのは感情線！
その人は優しい人なのか、それともちょっと冷たい人なのか。
世話好きなのか、それともちょっと厳しく人を突き放す人なのか。
情熱的な恋をするのか、それとも恋をしても冷静さを失わない人なのか…。
感情線には、その人の性格や人間関係の傾向が非常によく表れています。
もちろん、手相鑑定の基本は
「一本の線ではなく、全体を見て総合的に判断すること」
感情線から分かることも確かに多いのですが、
それだけでは不十分なのもまた事実。
とはいえ、感情線のパターンから見えてくることも非常に多いものなのです。
ここでは、感情線に注目することで見えてくる
“性格の一部分”に焦点を当ててみたいと思います。
この方法は、日本占術協会会長である浅野八郎先生が提唱する
「浅野式性格分類」の一部。
主に対人関係の在り方を見極めるために用いられる方法です。
ヨーロッパ手相術の専門家として有名な浅野先生の鑑定法をマスターして、
プロの手相鑑定士を目指して一歩前進しちゃいましょう！
あなたの感情線はどのタイプ？
◆感情線が人差し指と中指の中間で終わっている
人に対する思いやりがあり、相手の立場に立って物事を考えられる人です。
責任感が強く、何事にも誠実に粘り強く向き合うタイプですので、
恋愛においても仕事においても人から信頼されるでしょう。
仕事のパートナーとしても、恋人としても、伴侶としても、
このタイプの人が近くにいる人はとても幸せだと思います。
ただ、相手の立場を考えるあまり、気を遣いすぎるところがあるので、
本人にとってはストレスを感じる場面も多いハズ。
良い人過ぎて誤解されることも少なくないと思います。
もっとも、辛い状況にもじっと耐えられる根性も持ち合わせいますので
大丈夫とは思いますが！
◆感情線が中指の下で終わっている
負けず嫌いな性格で、欲しいものは嘘をついてでも手に入れる
エゴイストな一面があるタイプ。
自己中心的なところもありますので、周りと衝突することも少なくないでしょう。
また、熱しやすく冷めやすいタイプですので、平気で恋人を裏切るようなことも…。
ただ、社交性があり人を楽しませる才能があることも確か。
周りの人を惹きつける独特の魅力があります。
自分の利益や現実ばかり追うのではなく、
相手の気持ちを考えたり人に「与える」ことを覚えれば、
本当の“愛”や幸せを知ることができるでしょう。
◆感情線が人差し指の下で終わっている
知的で冷静な性格で、情にほだされたりすることはほとんどないでしょう。
対人関係は常にクールで合理的。それは恋人に対しても変わりません。
自分の気持ちを表現することも苦手なので、
「何を考えているのか分からない」と言われることも多いでしょう。
特に、親しい人に対して厳しいところがありますので、
距離が縮まるほどに寂しい思いをさせられることになるかもしれません。
ただし、こういう性格の持ち主は、組織のリーダーとしては適任！
感情に左右されず、物事を常に冷静に判断できますので、
政治家や経営者、指導者などに向いています。