手相で幸せ探し

結婚線にも個性がある

手そのものの状態や、手の平を走る線の流れ方などから
総合的にその人の体質や心の在り方を判断するのが手相鑑定。
手の平に刻まれている濃淡様々な線は、それぞれ違った意味を持っています。

 

結婚線もその一種。
その名の通り、主に結婚運の良し悪しを表す線として
鑑定に使われているわけですが、まれに結婚線がない人もいます。

 

雑誌やTVの手相特集などを見て、
「私の結婚運ってどうなんだろう?」という期待感を持ってこの線を探した場合、
それが全く出ていないとなれば…本人にとってはショックですよね。

 

しかし、結婚線がないことは必ずしも悪い意味ではありません。
人の顔やスタイルに個性があるように、手相にもその人の個性が反映されます。
結婚線も人それぞれで、その人の結婚観が表れるものなのです。
ですから、結婚線がない=結婚できないと単純に断定することはできません。

 

確かに、結婚に縁がないと考えることもできますが、
本人に結婚の意思がないのだと解釈することもできますし、
結婚するよりも幸せになれる方法が他にある
ということを意味している場合もあります。

 

逆に、非常にきれいな結婚線が刻まれていても、
途中に別の線が入ってくれば離婚の危機に直面することになり兼ねません。

 

線の有無だけで幸せを語ることはできないのです。

結婚できないのか、する気がないのか

結婚線がない手相は、
「結婚には縁がない」と一方的な見方をされることも多いようですが、
必ずしもそうとは限りません。

 

なぜなら、本人に結婚の意思がなければ線は表れないからです。
恋愛に対して前向きな時、
表情が明るくなったり印象が柔らかくなったりするのと同じように、
手相もまた変化します。

 

結婚以外のことへの興味が強く、結婚そのものに関心がないというタイプや、
「結婚によって自分を縛られるのが嫌だ」という気持ちが強いタイプの人には、
結婚線がないケースが多いようですね。

 

環境や考え方が変わったり、意中の相手が表れたりして、
徐々に結婚線が出てくるという例もありますので、あまり先を焦らないことです。

 

また、結婚線がない人でも、結婚している場合もあります。
このようなケースも、話をよく聞いてみると、
実は本人はあまり結婚には関心がなかったということがほとんど。
それでも、相手の気持ちを汲み取ったり、歩み寄ったりして、
自分にも相手にも無理をさせないように絶妙なバランスをとりながら
結婚生活を続けているのです。

 

完璧な結婚線に甘んじてせっかくの幸せを台無しにしてしまう人もいれば、
自分の弱点を認識した上で努力して幸せを維持する人もいるということ。
「手相に結婚線がないから自分は結婚できないんだ」
なんていって彼女や彼氏を悲しませるのはナンセンスです。

極端に短い結婚線は離婚のシグナル!?

結婚線がないわけではない。
でも…こんなに短くて大丈夫!?
…と不安を感じている方も多いようですね。

 

標準的な結婚線の長さは約1cm。
これよりも極端に短い場合、
「これは何かあるナ」と感じられる直観力を磨くことも手相鑑定に必要な素養です。

 

結婚線が短いということは、そのままズバリ、
幸せな結婚生活が長続きしないということ。
結婚してすぐに気持ちが離れてしまったり、
お互いの気持ちがすれ違ってギクシャクしてしまったり…。
他に好きな人が表れるというケースもあり、
いずれにしても結婚運があまり良くないことは確かです。

 

しかし、だからといって必ずしも離婚につながるとは言い切れません。
なぜなら、(繰り返し言っていますが)手相は流動的なものだからです。
あまり良くないサインが出ているのなら、
普通の家庭以上に努力すれば良いのです。

 

生活スタイルが違う二人なら、話し合って妥協点を見つける。
相手に対して思ったことは、我慢せずになるべく口に出して伝える。
相手の変化を見逃さないように、日頃から相手を意識して生活する。

 

…当たり前のことのようですが、
気持ちがすれ違う夫婦にはこれがうまくできていない場合が多いのです。
結婚なんて、結局は赤の他人同士が書類で結ばれているだけの関係。
努力しなければ、幸せが長く続くハズがありませんよ。

 

放っておいてもうまくいく結婚生活なんて、
あり得ないと言っても過言ではないのですから。