手相で幸せ探し

生命線は全ての基本

手相鑑定の基本は、なんといってもやはり生命線です。
親指の付け根から出発して、親指を大きく囲むように走り、
手首の近くで止まる線。
人によって濃淡・長短の違いはありますが、
ほとんどの場合はこのようなルートで走っています。

 

体質や体調、身体の弱点、寿命、幸運期、勝負期…等々、
知りたいことのほとんどのことはこの「生命線」が教えてくれます。
筆者の鑑定経験でも、綺麗にしっかりと刻まれた生命線の持ち主は
生命力や活力にあふれている方が多いです。

 

とはいえ、生命線が薄かったり、ぶつぶつと途切れがちだという方も、
そんなに恐れおののくことはありません。
手相は、あくまでも「未来への警告」。
このままの生活を続けていくとこうなりますよ、
と教えてくれているわけですから、
身に覚えがあるのならば生活を改めれば良いのです。

 

体力がなく疲れやすい、やっぱり生命線も薄くて貧弱…という方は、
意識的に暴飲暴食を避けて栄養バランスの改善に努めたり、
睡眠だけは削らないように心がけたりすることによって、
手相も変わってきます。

 

ここでご紹介する「流年法」を活用すれば、
「いつ・どんなことが起こるか」を、
ある程度は予測できるようになりますので、
人生のどの時期に・どんなことに気をつけて過ごせば良いのかが
見えてくるハズです。

生命線の流年のとり方

流年法とは、「いつ・何が起こるか」を手相から読み取る測定法のことです。

 

とはいえ、一言で「流年法」といっても、
流派によってその読み方は異なります。
ここで紹介するのは、
占いの世界で最も信頼されていると言っても過言ではない、
西谷泰人氏が提唱している方法。
5万人以上の手相を鑑定した西谷氏が
「絶対に間違いない」と確信している読み方ですので、
かなり信頼性の高い方法と言えるでしょう。

 

西谷式流年法では、生命線に関しては図のような読み方をします。
21

 

 

 

基本となるのは、人差し指の付け根の幅(A)
この幅を基準にして、年齢を区切っていきます。

 

とはいえ、手相の線の「1年」の幅は、
年齢を重ねるにつれて短めになります。
ですから、「A=常に一定の年齢幅」ではありません。

 

図のように、生命線のスタート位置が15歳から始まり、
Aの幅毎に21歳、29歳、40歳、55歳、81歳となります。

 

さらに、それぞれの中間点は18歳、25歳、34歳、47歳、67歳、100歳とします。
これらの点を元に、その他の年齢を小割にして算出していくのです。

 

生命線上のどの位置に障害線・島・開運線・向上線・恋愛線が表れているか。
それを読み取れば、人生の吉凶が予測できるというわけです。

流年法の注意点

生命線の流年をとる際には、
21歳の地点を正確に導き出すことが基本となります。
これを間違ってしまうと、全ての年齢がズレてしまいます。

 

生命線のスタート地点から
人差し指の付け根の幅=Aをとった場所が21歳の地点ですが、
「人差し指の幅の終わりから真下へ垂直に降ろした場所=21歳」
と勘違いしている方も多いようです。

 

また、生命線が2本ある、いわゆる「二重生命線」の場合は、
外側(手の平の中央側)の生命線で流年をとります。
22

 

(ちなみに、二重生命線の持ち主は、類まれなる体力の持ち主。
たとえ病気をしたとしても回復力が非常に強く、
周囲を驚かせることもしばしば。見た目はひ弱そうに見えても、
生命線が2本あるからその人は十分に丈夫な人です)