手相で幸せ探し

手相は利き手で観るのが正しいの？

誰にでも、利き手ってありますよね。
どんな器用な人でも、右か左か、よく使う手は必ずあると思います。

 

手相を観てもらう場合、当然のように利き手を出す方が多いようですが、
正式にはどちらの手相を観るのが正しいでしょう？

 

実際のところは、流派によってまちまち。
利き手を優先するという手相家さんもいれば、
右か左かを重視する手相家もいます。
なかには、性別によって観る手を変える方もいます。

 

結論から言うと、見解は統一されていないというのが現状のようです。
言い換えれば、それだけ手相は曖昧なものであるとも言えるのかもしれません。

 

ただ、脳の働きと手相が密接につながっていることから考えると、
男女・利き手の別なく次のような基準で手相を観るのが正解だと思われます。

 

●右手：
左脳＝論理的な分野を担当する部分の影響を受ける。
このことから、後天的に獲得した要素は右手に現れやすいと考える。

 

 

●左手：
右脳＝感覚的分野を担当する部分の影響を受ける。
このことから、先天的に持っている要素は左手に現れると考える。

 

 

左脳と右脳が互いに補い合って機能しているものですから、
手相を観る際には、どちらが利き手であろうと
左右両方の手を観るのが理想的です。

利き手と脳の関係って？

手相を観る際には、利き手だとかそうじゃないとかは関係なく、
両方の手を総合して判断するのが理想的です。

 

でも、やっぱり、利き手は何かしらその人の内面を表す
特別なサインが出ているようにも感じますよね。

 

そもそも、右手を利き手とする人は全体の約9割。
左利きの人は約1割しかいません。
ただし、この1割のうちの約7割の人は、
右利きの人と同じ脳の構造を持っているんだとか。
すなわち、左脳は論理的な思考を担当し、
右脳は感覚的な思考を担当するという役割分担は、
どちらが利き手でも同じだということです。

 

このことからも、利き手がどちらかによって手相の見方を変える必要はない
ということが分かると思います。

 

ただ、ごく一部の左利きさんは、
側頭葉や頭頂葉にある言語や空間の認識を司る中心部分が
右利きさんとは異なる位置にあるのだとか。
特定の作用に対して、右利きさんとは脳の活性場所が異なりますので、
人とは違った才能を発揮するケースも多いようです。
（ただし、手相の見方自体は変える必要はないようです）

 

ところで、やはり利き手の方が、
手相が変化するスピードは速いようですよ。
まあ、普段から良く使う手なんですから、
筋肉の発達も違ってくるハズですよね。
考えてみれば当然のことです。

 

これも、手相がその人の努力や生き様を映し出していると言われる
所以の一つと言えそうですね。

男女の手相の違い

利き手云々も気になりますが、男女で手相の見方を変える必要があるのか
どうかも気になるところですよね。

 

結論から言うと、あります。

 

男性と女性を比較すると、
左脳と右脳をつないでいる脳梁と呼ばれる神経線維の束の太さが違います。
女性の場合は、この線が太く、両方の脳を連携させるのがうまいのです。
つまり、理性と感情の両方を働かせつつ物事を考えられるのです。
そのため、男性に比べると、
両手の手相の差が小さいと言われています。

 

一方の男性は、圧倒的に左脳優位派！
実際、男ってやつは、
なんでも、理屈で物事を考えたがりますからね～…(笑)。

 

このことを踏まえ、女性の手相を観る時には
感情線と頭脳線の両方を重視して観るようにするのが理想的なようです。
女性の行動には、感情面と理性面の両方の特質が現れるため、
その女性が未来にとるであろう行動を予測するには
その2つを総合して判断する必要があるのです。