手相で幸せ探し

最も目立つ!4つの線

人の手の平をパッと見た時、やはり最も目立つのは4つの線でしょう。
すなわち、「生命線」、「知能線」、「感情線」、「運命線」です。
(もっとも、運命線は人によってはほとんど見えない人もいますが…)

 

これら4つの線は、手相の世界では「4大基本線」として重要視されている線。
もちろん、手相ではこの4本以外にも重要な線が数多くありますが、
それは誰にでもある線ではありません。
しかし、この4大基本線はほぼ全ての人が持っている線であり、
消えたり表れたりの変化が少ないようです。

 

その人の基本となる人格を表す線ですから、
「手相を見る」といった場合にはまずはこの4本の線に注目することになります。

 

これらの線の濃淡、長短、支線の有無、模様の有無、乱れの有無…etcを
見ていけば、その人がどんな人なのか、その人は今どのような状態に
置かれているのかが手に取るように見えてくるのです。

 

いずれの線も、くっきりと乱れなく勢いよく走っているのが理想的。
薄くて力ない線は、パッと見た印象だけでも
「良い運を寄せ付ける力が弱いな」と分かります。

 

ちなみに、それぞれの線から分かることは次の通りです。

 

◆生命線…その人の生命力やバイタリティ、健康状態が分かります。

 

◆知能線…性格や思考性が表れることから、適職を探る際によく用いられます。

 

◆感情線…対人関係の在り方が分かることから、恋愛運を見る際に便利です。

 

◆運命線…人生全体における運の流れが分かりますので、
人生の転機や仕事運、成功の秘訣などを調べる際に注目されます。

 

4大基本線の概要

手相における基本の線、「4大基本線」にはそれぞれ意味があります。
詳細は他の項目で詳しく解説していますが、
ここではこの4大基本線の概要をご紹介しましょう。
4dai

 

【生命線】(Aの線)
親指と人差し指の間から始まり、
手首の方向に向かって大きく半円を描いて伸びる線です。
「生命線」と呼ばれるこの線は、4大基本線の中でも特に目立つ線。
手相学の中では最も重要視される線です。

 

この生命線は、その人の健康状態やバイタリティを表すもの。
この線が力強く刻まれていれば、体力・生命力が十分であるという証拠。
病気や困難に打ち勝つ強さを持っています。

 

逆に、生命線が弱々しかったり、崩れていたり、
乱れて鎖状になったりしているようならご注意を!
体力が弱く、疲れやすかったり病気にかかりやすかったりします。
子孫を残す力も弱いということなので、
恋愛関係にも支障をきたす可能性があります。

 

 

【知能線】(Bの線)
親指と人差し指の間から横方向へ伸びている線。
「知能線」と呼ばれる線で、その人の思考・行動パターンや考え方、
才能の在り方などを表しています。
例えば、現実的な人かどうか、それともロマンチストな人か。
よく考えて行動する人か、それとも直感で動く人なのか…。
器用に色んな仕事をこなせる人なのか、
はたまた一芸に秀でた人なのか、ということも見極めることができます。

 

 

【感情線】(Cの線)
小指の下から人差し指の方向へ斜めに上る線で、「感情線」と呼ばれています。
その名の通り、その人の感情面の特徴をよく表している線で、
対人関係や恋愛関係のことを見る際に注目される線です。

 

例えば、感情線が長い手相の持ち主は情に厚いタイプ。
逆に感情線が短い人は、クールで冷静な人。
恋愛においても、あまり熱くなれないタイプです。

 

 

【運命線】(Dの線)
手の平のほぼ中央を、手首から中指方向に向かって走る線です。
(※個人差が大きい線ですので、必ずしもこのような方向で伸びているとは限りません)
この線は「運命線」と呼ばれる線で、
運命を切り開く力が強い人ほどハッキリと表れると言われています。
人生全体の運の流れが表れますので、
仕事やプライベートでの環境面の変化を見るならこの線に注目すると良いでしょう。
運命線がほとんど見えない手相の人もいますが、
内面の変化と共に徐々に濃くなっていくことが多いようです。