手相で幸せ探し

小指は幸運の入り口

5本ある指のうち、最も小さくて目立たない指といえば、
やはり小指でしょう。
楽器を演奏したりする人は別ですが、普通に暮らしている範囲では、
小指をメインで使うことってあまりないですよね?
あまり、力も入らないですし…
(筆者、小指を使って耳かきをするのがクセなのですが 笑)

 

でも、手相の世界においては、小指も重要な意味を持つ指です。

 

子供が家庭の中に笑顔や喜びといった幸運を呼び込んでくれるように、
実は、小指も私たちの運勢に幸運をもたらしてくれるのです。

 

その証拠に、ピンキーリングって人気がありますよね?
ピンキーリングとは、小指につける指輪のこと。
ちょっとした“願掛け”のリングですよね。

 

このピンキーリング、
右手の小指につけるか左手の小指につけるかによって
意味合いが違ってくるのです。

 

まず、右手の小指につける場合は、
「周りの人が、あなたの魅力に引き付けられる」「人から注目される」
とか「幸運を呼び込む」といった意味合いがあります。

 

反対に、左手の小指につける場合は、
「手にいれた幸せを逃さない」という意味があります。

 

右手の小指で捕まえた幸せを、左手の小指でつなぎ止める…。
なんだかちょっと、ロマンチックなおまじないだと思いませんか?
手相とはちょっと脱線してしまいましたね(笑)。

手相から、あらゆるものの「流れ」を読み取る

みなさん、「水」という単語からどのようなことを連想するでしょうか。

 

海?
川?
水道?

 

…いずれにしても、水は流動的で常に「流れている」ものですよね。
流れが停滞していたとしても、水は空気中に蒸発して風の流れに乗り、
やがて再び水になります。
この循環もまた、一つの「流れ」といえるでしょう。

 

私たちの人生だって、水と一緒です。
私たちは、日々、色々なものの流れの中に生きています。

 

例えば、お金の流れ、感情の流れ、血液の流れ、時の流れ…。
この流れにうまく順応できるかどうか、ということも、
手相から読み取ることができます。

 

まず、小指の下のふくらみに注目してください。
この部分は、「水星丘」と呼ばれる部分で、
あらゆるものの「流れ」を表しています。

 

水星丘は、ギリシャ神話でいうとマーキュリーという
「流通」や「伝達」の神が司る丘。
この丘にふっくらとしたハリがある手相の人は、
心の流れもお金の流れも良好な人生を送ることができるでしょう。

 

心の流れとは、すなわち社交を表し、
お金の流れとは財運を表しています。

 

ちなみに、この水星丘には、
愛情の流れを表す線として「結婚線」と「感情線」が、
金銭運を表す線として財運線が出ています。

小指の長さから分かること

意外と知られていませんが、
指の長さや形状も「手相」の一部。本物の手相家は、手の平の線だけではなく
“指の特徴”をも考慮してその人の人生を読み取るのです。

 

さて、では、小指の手相はどんなことを表しているのでしょうか?

 

まず、長さです。
一般的に、小指の長さは薬指の第一関節までが標準的といわれています。
これよりも長い手相の人は、社交性や知性に優れたタイプ。
自分を表現するのがうまいタイプです。

 

また、この手相の人は、
「遺伝子の流れ」「命の流れ」が良好ということから
子宝にも恵まれます。

 

反対に、小指が短い手相の人は、対人関係が苦手。
自分を表現することが苦手なので、
なかなか周りの環境になじめないタイプだと思います。

 

小指が短いことに加えて、水星丘が貧弱な場合は、金銭面で苦労しそう。
何事も停滞しがちで、子宝にもなかなか恵まれないかもしれません。

 

…だからといって、
「ええっ!私、小指が短い…」と悲観することはありません。
あくまでも、手相は手相。
未来を100%言い当てることはできません。

 

ただ、手相を観ることで
「自分はちょっとパワーが弱いタイプだな。
確かに、人から金運を吸い取られてばかりだな」
…と、自分のウィークポイントを
おぼろげながら自覚することは可能ですよね。

 

そういう場合は、右の小指にピンキーリングをつけるなどして、
手相の弱点を自力でカバーしてみてはいかがでしょうか?