手相で幸せ探し

月にはミステリアスな魅力がいっぱい!

月は、太陽系の中では最も地球に近い天体。
地球にいつも同じ面を見せながら、
約27日かけて地球の周りを公転します。

 

「裏側を決して見せない月」というと、
なんだかとってもミステリアスですよね(笑)。
小説の中でも、「月の裏側」というテーマはしばしば使われます。

 

これは、月の表側が裏側よりも重いから。
地球の重力によって重い面が引かれるため、
表側を地球に向けて安定しているのです。

 

また、月は公転と同じペースで自転しています。
そのため、地球からはいつも同じ面しか見えないのです。

 

ところで、月の魅力といえば、日々変わる形ですよね!
暗闇の中に姿を隠す新月に始まり、
徐々に身体に肉をつけていって満月になり、
再び身体を削ぎ落して暗闇に消えていく…。

 

生まれて、育ち、満ち、また新しい命に備えて消えていくという
この満ち欠けこそが、古くから人々を魅了し、時には惑わしてきたのです。
(日蝕や月蝕は、国家を揺るがしかねない凶事の予兆として
恐れられていたことも分かっています)

 

というのも、それが私たちの人生のサイクルによく似ていたから。
実際、日本でもこの月の満ち欠けで日を数える
「太陰暦(旧暦)」が使われていた時代もあります。(1872年まで)
今日が何日頃なのか、夜空を見上げれば月が教えてくれる…。
それって、なんだか風流ですよね。

 

「今宵の月はどんな形をしているのか?」
…現代人にも、そんな風に夜空を見上げる心の余裕が必要なのかもしれません。

星占いと「月」

昼の主役が太陽なら、夜の主役は月。
太陽が男性なら、月は女性を意味する天体です。

 

占いの世界では、
月が滞在している星座によってその日の“ツキ”が決まる
…と考えられています。

 

例えば、月が水瓶座に位置している日は、
水瓶座の「自由で革新的な」イメージが
そのままその日の雰囲気を決めてしまうというわけです。

 

月が位置している星座は
「今日の星占い」のランキングでも上位に入っているハズですよ。

 

また、月は「感覚や情緒を司る」星でもあり、
普段は見えない「本当の自分」を象徴するものでもあります。
ですから、星占いでは、
その人の出生時に月が位置していた星座からその人の「裏の顔」、
「本当の自分」を読み取るのです。

 

星占いの世界で、月のパワーが増大すると考えられているのは、
太陽との間に形成する角度が180度(満月)、0度(新月)、
90度(ハーフムーン)の時。
月がプラスの方向に作用すれば家庭的で温かな性格が育まれ、
芸術面でも才能を発揮するでしょう。

 

しかし、マイナスに作用すると繊細な感性が過度に刺激されて
情緒不安定や社会への不適応などにつながってしまいます。

 

【星占いでの象徴的な意味】
感情、感覚、女性、女性原理、受動性、子供の心、不安定さ、変化、
一般大衆、世間、他人、液体、母親、妻、空想、イマジネーション、
ロマンティック、創造力、順応力

手相占いにおける「月」の意味

手の平にある「月丘」は、
5本の指が惑星から受信したエネルギーを吸収して反射する場所。
手相占いでは、この月丘の状態を見ることによって
その人の人気運や他人との関係、
想像力、インスピレーションなどを判断します。

 

月丘が豊かであれば、想像力や発想力に富み、人を惹きつける魅力も十分。
おそらく、想像力があるということは人の気持ちに対しても敏感であることから、
人づき合いにおいても相手の気持ちに合わせるのがうまいのでしょう。

 

周りからの人気や信用も十分ですので、
周りから引き立てられて幸せな人生を送ることができます。

 

逆に月丘が貧弱であれば、アイデアに乏しく、
話していても「つまらない人」と思われることが多いでしょう。
恋愛においてもロマンティックなムードに欠けますので、
いまいち盛り上がりに欠けるかも…。

 

この月丘のふくらみも、本人の心がけによって変化していくものですから、
意識的に「相手の気持ちを想像して行動する」ことを
心がけてみてはいかがでしょうか。