手相で幸せ探し

「美の女神」と呼ばれる星、金星

「宵の明星」、もしくは「明けの明星」として親しまれている星といえば

 

…金星ですよね。

 

その明るい輝きは、まさに「美」の象徴!
夕暮れ時、三日月に寄り添うように輝く金星は、
男性の心を惑わす美女のような神秘的な魅力を感じさせます。
他の惑星と同じように太陽の光を受けて光っているのに、
金星がなぜあのように明るく輝けるのかご存知でしょうか?

 

それは、光を反射しやすい雲で覆われているからです。
その反射率は78%で、
太陽から受け取った光のほとんどを鏡のように反射しているのです。

 

さらにビックリするのは、その雲の正体。
なんと、なんでも溶かしてしまう濃硫酸なんです…!
まさに、「美しいものにはとげがある」という言葉が
ピッタリの星なんですね。

 

愛情は、人を成長させてくれるという点では人生に欠かせないものですが、
夢中になり過ぎると火傷をすることもあります。

 

そんな金星の性質を受け継いでいるのが、親指の手相。
親指の付け根のふくらみの部分は「金星丘」と呼ばれ、
この部分の手相から愛情や生命力、精力、
セックスアピールを読み取ることができます。

 

仕事も恋愛も健康も、全ての基本は「生命力」にある
といっても過言ではありませんので、親指の手相で
その人の根本にある力を推測することができるとも言えるでしょう。

生命力は愛情運につながる

みなさんがこの世に生を受けたのは、ご両親の存在あってのこと。
2人が愛し合って、あなたが生まれたのです。

 

他の生き物の性行為に「愛情」という感覚が伴うのかどうか、
そもそも他の生物に愛情という概念があるのかどうかは分かりませんが、
少なくとも人間の性行為の多くは愛情によって成立します。

 

もちろん、愛のないセックスで子供ができてしまうこともあるでしょう。
そして、生んだ子供を虐待してしまうという哀しい結末も少なくありません。

 

しかし、あなたがここに生きているというは、
10カ月に渡ってあなたをお腹の中で育て、
生んでくれた人がいるということです。
重いお腹で10カ月も不自由な思いをし、
想像を超える痛みに耐えて命を生み落とす。
そこに多少なりとも「愛情」というものが存在しなければ、
そんな困難をやってのけることは難しいのではないかと筆者は思います。

 

生まれる、そして、生きる。
この「生命力」の強さは、人によって大きく違います。

 

まずは、親指の付け根の手相を誰かと比べてみてください。
この部分に沿って刻まれている曲線が、
手相占いで最もメジャーな「生命線」です。
山が高ければその麓の谷は深くなりますので、
親指の付け根の丘が発達している手相の持ち主は
力強い生命線が刻まれているハズ。

 

親指の付け根の丘を押してみた時、
押した部分がすぐに戻るほどハリがある人は、
生命力や活力にあふれている人です。

 

生命力があるということは、それだけ命を育む力も強いということ。
すなわち、精力やセックスアピールが強いということです。
性と愛には深い関係がありますので、愛情運も良好でしょう。

 

逆に、親指の付け根が貧弱な手相は、生命力が弱く性的魅力に欠けるタイプ。
異性の誘惑に負けて後で泣くことにもなり兼ねません。
この手相の人は、不規則な生活の影響を受けやすいので、
健康管理にも注意が必要です。

親指の長さが物語ること

親指が長い手相の人は、精力溢れる活動家。
情熱的で、決断力にも優れているので、
公私ともに人から頼りにされることが多いハズです。
リーダーとしての資質も抜群の手相なので、部下にも慕われるでしょう。

 

…とはいえ、長くても極端に太い親指の手相の場合は注意が必要。
薄情で意地が悪いところがあります。

 

逆に、親指が短い手相の人は、全てにおいて消極的で頼りない印象です。
一歩を踏み出せず、後で後悔することも多いようですね。

 

また、親指が大きく反っている手相の人は、
少々見栄っ張りなところがあり、
自分を大きく見せようとして浪費する傾向があるようです。