手相で幸せ探し

太陽系最大の惑星

木星といえば、言うまでもなく太陽系最大の惑星。
その物理的な大きさもさることながら、
もたらしてくれる幸運のサイズもBig!
古くから「吉星」として人々に愛されてきました。

 

木星は、とにかく明るい!
マイナス2等星以上の明るさですので、見逃すことはないハズです。
望遠鏡で見てみると、その美しい縞模様に心を打たれることでしょう。
(ちなみに、白く見える部分は気圧が高く雲が盛り上がっている場所。
暗く見える場所は、低気圧なのだそうです)

 

また、木星といえば、60個以上もの衛星を従えていることでも知られていますよね。
中でも、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つが有名です。
それぞれ異なった表情(地形的な特徴)を持つことで、
研究者たちや天体愛好家たちを魅了しています。

 

これら4つの衛星は、
小さな望遠鏡を使えば地球からでも見ることができますので、
機会があったらぜひ探してみてくださいね!

星占いと「木星」

すでにご紹介した通り、木星は約12年の時間をかけて太陽の周りを1周します。
つまり、12星座を用いた星占いの世界に置いては、
一つの星座(=宮)に約1年間滞在するということになります。

 

幸運の星が巡ってくるということは…
その星座生まれの人にとってその年がどんな年になるかは、
占いに詳しくない方でも想像がつくのではないでしょうか?
雑誌の占い特集でも、「12年に1度の幸運年」というフレーズを
目にしたことがあるのではないかと思います。

 

12年というと、人生においてはちょうど「ひと回り」。
人生の節目と言っても良いでしょう。

 

生まれた星座に木星が巡ってくる年は、
これから迎える12年分の「幸運の種まき」をする時期。
新しいことを始める準備をしたり、
新しいことを始めたりするのに向いている年です。

 

木星は中国では「歳星」と呼ばれていて、
その年の農作物の収穫を占うことに使われているのだとか。
同じように、人生においても
「幸運を収穫できるかどうか?」を左右する星だと筆者は思うのです。

 

実際、個人のホロスコープにおいても、木星のプラスの作用を受けている人は
精神的にも物質的にも恵まれた幸運な人生を歩むことができます。

 

逆に木星パワーがマイナスに作用するような場合は、
うぬぼれによって失敗したり、不摂生で身体を壊したり…。
せっかくの木星の力を幸運に結び付けられない傾向にあるようです。

 

【星占いでの象徴的な意味】
向上、成功、名誉、権力、正義感、野心、大望、積極性、目標達成への意思、
リーダーシップ、寛容、自信、膨張、拡大、繁栄、楽観的

手相占いにおける「木星」の意味

私たちの手の平にある「木星丘」は、
人差し指が受信した木星のエネルギーを蓄える貯蔵庫です。
手相占いでは、この木星丘の状態を見ることによって
その人の向上心や野心、正義感、リーダーシップ、出世欲等を判断します。

 

木星丘が豊かな人は、“幸運の星”木星の恩恵をたっぷり受け取っている人。
向上心が旺盛で何事も非常に前向き。
失敗しても悪い方向に考えずに粘り強く立ち向かっていくことができますので、
周りからの信頼も厚いでしょう。
責任感も強いタイプなので、目上の人からもかわいがられること間違いナシ!

 

木星丘に十字線が入っていれば、
怖いものがないというくらい幸運な星の元に生まれています。

 

ただ、どんな幸運に恵まれている人でも、
調子に乗ると思わぬ落とし穴が待っています。
例えば、気前よく人に振舞いすぎて自分が破産してしまったり、
無理をし過ぎて身体を壊してしまったり…。

 

木星の幸運パワーに溺れることなく、
常に自分自身を客観視できる冷静さは忘れてはいけません。

 

また、この木星丘の肉付きが貧弱なようだと、
積極性や責任感が欠けていて、少々頼りない印象。
リーダーシップに欠け、何事も人任せにする傾向もあるのでは。

 

木星の幸運パワーをより多く受信するためには、
まずは人差し指のお手入れから始めましょう。
ささくれだらけの荒れた指では、良いエネルギーを受け取ることができませんよ!