手相で幸せ探し

太陽になれなかった星「木星」

木星といえば、太陽系で最大の惑星ですよね。
直径は、地球の約11倍、質量はなんと318倍もあるんです。
水素とヘリウムから成る木星は、あと80倍大きかったら
太陽のような恒星になっていた可能性もあったのだといいます。
まさに、太陽系のNo2(ナンバー2)の名にふさわしい
存在感を持つ星ですね。

 

マイナス2等以上の圧倒的な明るさで輝く木星を、
古代の人々も太陽と同じように崇拝していたようで、
木星にはギリシャ神話の最高神である「ゼウス」の名
(英語でジュピター)が与えられています。

 

さてさて、気になる手相の世界では、
一体その指がこの木星の影響を強く受けているのかというと…。

 

何かに触れる時や人を指差す時に使われる指、「人差し指」です。
占いの世界において木星は、太陽以上の吉星として扱われていますので、
この木星のパワーを受け継いでいる人差し指の手相を観れば
その人の吉凶を探ることができるのです。

人差し指が幸せを呼ぶ

何かの感触を確かめる時に使われることの多い「人差し指」は、
言ってみれば、自分と外界をつなぐ
「橋渡し」のような役割を担っているとも考えられます。

 

柔らかい、硬い、冷たい、暑い、優しい、痛い、愛おしい…
人差し指から感じられることって色々ありますよね。
そして、この指を使って人に伝えられることもたくさんあります。

 

そのためか、幸せを招き入れることができるか否かも、
この人差し指付近の手相に顕著に現れるのです。

 

まず、人差し指の下のふくらみをご覧ください。
この丘は、「木星丘」と呼ばれる部分。
この人差し指下の丘が色ツヤよくふっくらとしている手相の持ち主は、
誠実で向上心が旺盛です。
自分自身でも努力を惜しむことがありませんし、
周りの人からの信頼も厚く様々なサポートを受けられる人徳を持っています。

 

成功への最短距離を手にしている手相ですので、
仕事では「ココぞ」というチャンスをものにして
着実に上へ進んでいくでしょうし、プライベートでも
笑いの絶えない温かい家庭を築くことができると思います。

 

また、人差し指下の丘にキレイな十字架が出ている手相はさらに吉相!
近いうちに目標を達成できるという知らせです。
仕事でチャンスを勝ち取ったり、恋を成就させたり…。
幸運が近くになるにつれて、
その十字は濃く現れるようになっていくハズです。

 

…と、人差し指の下の丘が発達している手相は
良いことづくしのように思われがちですが…。

 

当然のことながら、どんなラッキーな人の人生にも落とし穴はあります。
偉くなればなるだけ、幸せになればなるだけ、
人は価値観が変わってぜいたくになりがち。
やたらに人に奢ってあげたり、ブランド品を買い求めたり。

 

浪費グセにはくれぐれもご注意を!

人差し指の長さから何を読み取る?

人差し指の長さは、中指の第一節の中央付近であるのが理想的です。

 

それよりも長い手相の人は、リーダーとしての素質があるタイプ。
人の前に立って導いていく実力を備えている人です。

 

しかし、リーダーシップも、行き過ぎると強過ぎる権威欲に変わります。
中指と並んでしまうほど長い手相は、
わがままになりがちなので注意が必要です。

 

逆に、人差し指が短い手相の人は、消極的で人の上に立つことが苦手。
人を説得し、動かすということが苦手なので、
社会的な成功を得るには人一倍苦労を要するでしょう。