手相で幸せ探し

手相の基本的な見方

一言で「手相占い」と言っても、実はいくつかの流派に分類されます。

 

一つは、生命線や感情線といった、
いわゆる「線」で判断する「手相学」(Palmistry)
これは、後天的(生まれた後で)に形成された性格や才能、運勢、
体調などを見るために用いる方法です。

 

もうひとつは、「手形学」(Chirology)
その名の通り、手の形や爪の形など、
「線以外の特徴」を重視する手相占いです。
こちらは、生まれつきの体質や気質、バイタリティなどを見るために使われます。

 

手相占いの心得としては、前者(線)と後者(形)の両方を見て、
総合的は判断を下すことが最も大切!
ともすれば線ばかりを重視しがちな手相占いですが、
その人のことをより深く判断する上で、
持って生まれた手の形や大きさは絶対に無視することはできません。

 

ちなみに、「左右、どちらの手を見るか?」ということについては、
流派によって意見が分かれるところ。
メジャーどころでは、次のような考え方があります。

 

●男性は主に右手、女性は主に左手に注目する

 

●過去や先天的な部分は左手で、後天的な現在や未来は右手で見る

 

●パッと手を組んだ時、親指が下になったほうで現在や未来を、
上になったほうで潜在的な性格や資質を見る

手の形や大きさを見る

すでにご紹介した通り、手相占いの基本は、
手の平を走る「線」に偏らずに全体的な印象から判断すること。
手相占いの順番としては、
まずは両手の形や大きさを見ることが最初のステップです。

 

生まれ持った気質を見るには、
手の大きさや指の長さ、爪の形や大きさ、指紋が大きなヒントになるのです。
ですから、順番としては線を見るよりもこちらが先。

 

肉付きが良く、大きな手なら、心がおおらかで頼りになるタイプ。

 

平らで角ばった手は、真面目で誠実な熱血タイプ。

 

縦長で関節が目立つ手は、知的で少々細かいタイプ。

 

指先の長い、丸みを帯びた手は、遊び上手なさみしがり屋。

 

小さくて華奢な手は、インスピレーション豊か。
意外と大胆で思い切りの良いタイプです。

 

長くてほっそりとした美しい手は、繊細なロマンチストタイプ。

 

 

…ね、手の形だけでも、その人の性格をざっくりと予想することができるでしょう?
先走っていきなり手の平を見るのではなく、
まずは手のフォルムから感じ取れるものに心を傾けることが大切です。

いよいよ、線や特殊なマークに注目!

手相占いで来談者の相談に応じる際には、まずは手の全体像から
その人の持って生まれた資質や性格を理解することが大切です。
いきなりその人の現在や未来を見ようと思っても、
その人の潜在的な能力や性格を知っていなければ
全てのアドバイスが的外れになってしまう可能性がありますからね。

 

順番としては、手や爪の形を見て→手の平の線を見る…
という流れが好ましいでしょう。

 

線を見る順番としては、まずは「生命線」、「知能線」、「感情線」、「運命線」の
いわゆる「4大基本線」を見ていきます。
これらは、その人の基本になる人格や運命を表すものであり、
非常に重要な線だからです。

 

そして次に、「太陽線」や「結婚線」で金運や結婚運について。

 

そして最後に、様々なマークを調べていきます。
手の平にはユニークなマークの数々が表れますが、
これらは必ずしも全員に出ているわけではありません。
ですから、順番としては最後になるというわけ。

 

手相占いの順番をマスターしたら、
いよいよそれぞれの線やマークの意味を学んでいきましょう!