生殖器系の病気は小指でチェック
病気の診断には、もちろん専門医を受診して
精密検査を受けることが必要なのは言うまでもありません。
しかし、「なんとなく調子が悪いな」と感じる時、
ふと手の平を見てみると
そこに病気の兆候が表れているケースもあるのです。
手の平は内臓の状態を映す鏡と言っても過言ではないのかもしれません。
女性の多くが悩まされている様々な婦人病の兆候も、
手の平に表れることがあります。
特に、生殖器系を司ると言われている小指周辺にご注目ください。
まず、小指が短かったり貧弱だったりする人は、
不妊症に悩まされる可能性大。
これを補うには、長くて力強い小指の持ち主と結婚すると良いでしょう。
また、小指下、「水星丘」のあたりに細かいシワやクロスがある方は、
生理不順や女性ホルモンバランスの乱れなどの
婦人病に悩まされる傾向があります。
若い頃は、「多少の生理不順なんて当たり前」と甘く考えてしまいがちで
あまり気にしていない方が多いと思いますが、
30歳を過ぎてからの生理不順は不妊症や子宮がん、
乳がんといった深刻な婦人病の原因になります。
20代の頃から自分の生理周期をきちんと管理しておくことが大切です。
また、手の平を見て上記のようなサインが表れているようであれば、
自覚症状がなくても一度婦人科を受診して
子宮や生理周期の状態をチェックしてもらうことをおススメします。
子宝線に島があれば要注意
感情線の起点部分から、まるで弓矢のような形状で出ている線が
「子宝線」と呼ばれる線。
この線が出ている人は子宝に恵まれると言われています。
しかし、もしもこの線に図のような島模様が表れている場合は要注意!
島模様が表れるということは、
その線や丘が元々持っている意味が弱められてしまうということ。
つまり、この場合は子供に恵まれない=不妊症に悩まされる可能性がある
ということです。
結婚したからといって、必ずしも子供を産まなければいけないという
義務があるわけではありませんし、
子供がいなくても幸せな夫婦はたくさんいます。
しかし、子供が欲しいと望んでも
なんらかの婦人病で子宝に恵まれない夫婦が多いのもまた事実。
極端な例では、婦人病の治療がストレスになってうつ病を発症したり、
夫婦仲がこじれて離婚に至るケースも…。
もし、手の平に図のようなサインが表れているのであれば、
一度婦人科を受診して相談してみると良いでしょう。
また、婦人病に“冷え”は大敵ですので、
身体が冷えない生活を心がけることも大切ですね。
がん予防の第一歩は生活習慣の見直し
婦人病の中でも、最近増えていると言われているのが
乳がんや子宮がんといった“がん”です。
実は、「がんになりやすいかどうか」も
手の平を見ればだいたい分かります。
「がんになりやすい手相」なんて言ったって、所詮、手相でしょ?
…と笑う方もいらっしゃると思いますが、
手の平はある意味では外に出た内臓。
直接見ることのできない身体の中の様子が、
非常に正確に映し出されているのです。
注目していただきたいのは、「健康線」です。
もし、図のように健康線に島模様が出ているようなら、
ストレスによって心身が相当なダメージを受けている証拠。
過度なストレスは自律神経のバランスを崩して
身体を冷やしてしまいますので、婦人病の元凶とも言えます。
手の平に図のような印があれば、
やがて心身に様々な症状が表れてくるかも可能性大です。
がんは初期で発見されれば助かる病気とはいわれるものの、
女性の場合は出産をあきらめざるを得ない状況になることもあるわけで。
深刻な婦人病を寄せ付けないためには、
@腹八分目
A肉・卵・乳を取り過ぎない
B適度な運動
C身体を冷やさない
この4つを実践することが大切。
いつか大切な人の赤ちゃんを腕に抱くためにも、
毎日の生活の中で自分の身体をいたわり、
一日一日を大切に暮らすことを心がけましょう。