手相で幸せ探し

目標がある人はキラキラしている

突然ですが、みなさんには何か「目標」と呼べるものはあるでしょうか?
プライベートでも仕事でも、どんなことでも良いです。
ちょっと考えてみてください。

 

「もっと痩せてキレイになってやる!」
「お金を貯めて、海外留学してやる!」
「資格を取って、会社で出世してやる!」
「今年こそ、彼女にプロポーズするゾ」
「人生をかけて、このテーマを極めよう」

 

…目標も、その目標を達成するためのモチベーションも、
本当に人それぞれだと思います。
日々の生活に、もっとスケールを大きくして言うと
自らの人生に何かしら目標がある人は、
オーラがキラキラと輝いています。
…という表現は少々抽象的でしょうか(笑)。

 

キラキラと輝いている…というのは、外見云々の問題ではありません。
なんというか、身からにじみ出るパワーが輝いているのです。
みなさんも、心当たりがあるのではないでしょうか?
人生の目標が明確な人と話していると、
前向きですがすがしいパワーをもらえるような気がしませんか。
目標を持たずに無為に過ごしている人と比べると、
「生きる」ことに対するバイタリティーが非常に強いのです。

 

しかし、誰もが人生に目標を見出せているのかというと、
その答えは「No」でしょう。
受験勉強を頑張って志望校に入学したものの、
新たな目標を見出せずに悶々としている人。
なんとなく就職したものの、
仕事にやりがいを見つけられずに無為な日々を送る人。
本当に「したい」と思えることが見つからない人。
自分が求めているもの、社会に対して伝えたいことが分からない人…。

 

現代社会においては、若くても自分が目指すべき目標を見つけられずに
思い悩んでいる人のほうが多いといっても過言ではないのかもしれません。

頑張っている人に表れる線

「自分には人生の目標がない」…そんな風に悲観しているあなた。

 

ご安心ください。今は目標を見つけられなくとも、
あなたが「頑張る年」は必ず巡ってきます。
最も分かりやすいのは、生命線から人差し指の方向に昇る「向上線」です。
別名、「努力線」とも呼ばれます。
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この線が出ている流年(生命線と交わっている点)は、
目標に向かって猛烈に努力する年。
この年に人生の目標が見つかり、
人が変わったように生き生きする…というケースも少なくありません
(生命線の流年のとり方については、「流年のとり方〜生命線〜」を参照)

 

向上線には、長いものもあれば短いものもあります。
この違いは、その目標のスケールや、目標達成への思い入れの差。
向上線が長いほど、目標は大きく、思い入れも強いことを示しています。

 

長ければ長いほど、
目標達成に向けて努力する日々が長く続くことを暗示していて、
その人が「努力家タイプ」であることのサインとも読むことができます。

「人生の充実度」も手相で分かっちゃう!?

人生の目標に向かって精一杯努力している人は、
往々にして日々の生活に対して「充実感」を感じているものです。
(確かに、怠けてばかりいると「アレもできなかった」
「これもやっていない」と後悔の念ばかりが募るものですよね…)

 

人生に目標を持ち、充実した生活を送っている人の手相を見ると、
驚くほど運命線がくっきりと太いものです。
薄くてほとんど見えない人もいる一方で、力強い運命線の持ち主は、
それだけでも「頼りになりそう…」という印象を受けます。
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実は、運命線の太さは、
その人の「社会的実力発揮満足度」のバロメーターになるのだとか。
その人自身が、

 

「俺は社会に対してこれだけ貢献してるゾー!」
「私はこれだけ頑張っている。社会的にもこれだけ価値がある人間だ」

 

…と、社会における自分自身の「価値」に満足していれば、
それだけ運命線もくっきりと表れるといいます。

 

逆に、今は運命線がぼんやりしている人も、
人生の目標を見出してガムシャラに努力を始めれば、
運命線が次第に濃く表れてきます。
(これは筆者も経験がありますので、確かなことです!)

 

このように、運命線は私たちの内面を怖いくらい如実に表す「鏡」のような線。
かの有名な豊臣秀吉は、刀で彫ってまで運命線を伸ばしたと言われています。

 

…これは極端な例ですが、それだけ、
運命線が人生のドラマと密接な関わりを持っているということです。
みなさんも、「最近、なんだか退屈だな〜」と思ったら、
自分の運命線をチェックしてみることをお勧めします。