健康は全ての基本
若かろうが、老いていようが、人間、健康が基本です。
健全な精神は健康な肉体に宿るもの。
健康面でなんらかの不安要素を抱えていると、
どうしたって思考も後ろ向きになりがちですし、
なんといっても「ここぞ」という時に頑張りがききません。
「やり遂げて、その翌日には入院」
…なんてことになったら、
せっかく成功を手にしても心から喜ぶことができませんよね。
健康でなければ、大切な家族を守ることだって難しいと思います。
だからこそ、人は、
「元気でね」「健康に気を付けて」
「元気だった?」「お変わりありませんか?」
と相手の健康を気遣うのでしょう。
手相占いでも、健康運や健康状態は関心が高いトピック。
これから数年の間に大きな病気をするのかとか、
自分はいくつくらいまで生きられるのかとか…。
年齢を重ねて、大切なものや守るべきものが増えれば増えるほど、
健康運を気にするようになります。
「手相で健康状態が分かれば、誰も死なないでしょ」
なんて思う方もいるかもしれませんが、手相をなめてもらっちゃ困りますよ(笑)。
手は大脳の指令によって動き、
手相の発達は知能の発達と深い関係があると言われています。
脳は、身体のあらゆる機能を司る司令塔ですから、
この脳と関係があるということは、身体のあらゆる機能が
手とつながっていると言っても過言ではありません。
例えば、「心臓の働きは手に現れやすい」といわれていて、
心臓と手の大きさは比例することが分かっています。
また、手の筋肉が生き生きと発達しているタイプの人は、
健康な心臓の持ち主で心身共に健康であることが多いのだとか。
身体の健康状態が手相に現れるというのは、
あながち“眉つばもの”な話でもないんですよ◎
爪の状態で健康チェック
「手相=手の平の線」だと思っている方、多いのではないでしょうか?
しかし、実際はそうではありません。
手の大きさや形、爪の特徴も手相の一種。
特に、健康運を観る際には爪のチェックは外せません。
爪は、根元から指先まで伸びるのに約10カ月近く時間がかかりますので、
その間の健康状態が溝や筋となって現れるのです。
例えば、爪が小さいタイプの手相。
これは、神経質で些細なことに気を揉む相。
心臓疾患に注意が必要が必要です。
また、爪に横筋が入っている手相は、大病を克服した証拠。
抗がん剤などの影響で筋が出るケースもあるようです。
一方、縦の筋が入っている場合は、
神経疲労でストレスフルな状態を表しています。
ストレスは万病の元と言われて、健康を害する元凶でもありますので、
自分なりのストレス解消法を見つけることが健康運UPの鍵です。
その他、爪の根元に現れる三日月の面積が大きい人は
高血圧に注意が必要ですし、
爪の先端が反り返るのは
アルコールの飲み過ぎや不摂生によるものと考えられます。
健康線、ありますか?
長生きできるのか、それとも寿命が短いのか。
これは、若い人でも気になるようですね(笑)。
筆者は電車通勤なのですが、電車の車内で
「お前、生命線短いな〜」なんて友達の手相をからかっている
男子高校生を見かけたことがありますので。
確かに、彼らのように、
寿命や健康運を観る時は「生命線」に注目する人が多いですよね。
しかし、実は、あなたの健康運をストレートに表している
「健康線」という線があります。
この線は、生命線の終点付近から小指方向に向かって
斜めに上昇しているものです。
もしかしたら、「ない!」と言う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
健康線がない手相だからといって、病気がちというわけではありません。
実はこの健康線、なければないでも問題ない線なんです。
むしろ、切れ切れだったり曲がっていたりするほうが大問題!
そんな状態なら、いっそないほうがマシです。
健康線が見当たらない手相の人は、食べ物に気を付けたり、
運動不足を解消したりなど、日頃からの節制で十分だといいます。
ここでは、健康線の特徴別の意味をご紹介しましょう。
●生命線の下部⇒薬指の下の方向まで健康線がまっすぐキレイに伸びる手相
根っから健康で、病気の不安がないタイプ。
仮に病気になったとしても、回復が早く周囲を驚かせることでしょう。
●健康線が薄く、切れ切れの手相
肝臓が弱い可能性アリ。また、消化器系も強いとは言えない相です。
手の平が黄色を帯びているならなおさら、
不摂生をして肝臓に余計な負担をかけないように気を付けるべきです。
●生命線の内側から小指に向かって健康線が走る手相
心臓に欠陥を抱えている可能性大。
この手相の人はアルコールで健康を害する例が多いので、
お酒はほどほどに!!
●健康線に「島」や「三角形」の模様が出ている手相
「島(楕円形の環)」や「三角形△」の模様は、
決して良い知らせを運ぶ使者ではありません。
それぞれの線が持つ意味を弱める作用があります。
病気、特に呼吸器系の病気に注意が必要です。